2018年5月3日木曜日


●2018年4月20日

「311甲状腺がん家族の会」と「子どもたちの健康と未来を守るプロジェクト郡山」は共同で県庁内会議室で福島県に要望書を提出。福島県政記者クラブで記者会見を行いました。
 13時より県庁内の県政記者クラブで、県への要望書提出の報告。また、「放射線被ばく学習会」と「311甲状腺がん家族の会」が、県民健康調査検討委員会の委員で甲状腺の検査縮小を主張している大阪大学高野徹講師への公開質問状を提出したことについての報告会見も行いました。この質問状についてはいまだ回答が得られていませんが、回答が届き次第、2団体のホームページなどで報告がされる予定です。
(下に要望書を付けています)


◎毎日新聞掲載記事より

東日本大震災:福島第1原発事故 「平易な説明を」 市民団体が要請書 県民
健康調査 /毎日新聞2018年4月21日 地方版

東京電力福島第1原発事故の被ばくによる健康被害の実態を調べる県民健康調
査について、現時点での調査結果の説明と意見交換の機会を求め、県内の市民団
体が20日、内堀雅雄知事などに宛てて要請書を提出した。

「県民健康調査のあり方に関する要請書」で、提出したのは「311甲状腺が
ん家族の会」と「子どもたちの健康と未来を守るプロジェクト・郡山」。

要請書によると、調査は「将来にわたる県民の健康の維持、増進」を目的とし
ている以上、調査結果について広く理解を深めてもらうことが大切なのに、従来
公表されている調査結果は専門性が高く、一般市民にとっては難しかった。

このため、検討委員会の委員が平易な表現で説明することが不可欠だとして、
県民を対象とした説明会や意見交換会の開催を求めている。

県庁で記者会見した「家族の会」の武本泰事務局長は「被ばくしている以上、
当事者である県民は甲状腺が今どうなっているかを知る必要がある」と話してい
る。【柿沼秀行】


福島民報掲載記事

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要望書


福島県
知事 内堀雅雄 様

福島県保健福祉部県民健康調査課
課長 鈴木陽一 様 

県民健康調査検討委員会
座長 星 北斗 様
                 311甲状腺がん家族の会
                 子どもたちの健康と未来を守るプロジェクト・郡山



県民健康調査のあり方に関する要請書

 平素は、被ばくによる県民の健康被害の実態調査やその防止にご尽力賜り、心より敬意を表します。
 さて、福島の子どもたちならびに小児甲状腺がん患者やその家族が様々な疑問や不安を解消して、これまでより一層前向きに甲状腺検査や治療に向き合えますよう、下記のとおり要望を提出させていただきますので、ご高配賜れれば幸甚に存じます。


                    記

〔要請事項〕
 県民健康調査検討委員会の委員による、福島県民を対象とした現時点での調査結果の説明と、意見交換の機会を設けてください。


〔要請理由〕
1 県民健康調査は「将来にわたる県民の健康の維持、増進」を図ることを目的としていることから、県民に調査結果を周知すると共に、より理解を深めてもらうことが、円滑な調査の実施や目的達成の上では極めて大切なことと考えられます。

2 また、これまで公表されている県民健康調査の調査結果は、専門性が高く、その詳細を十分に理解することは困難であることから、福島県民を対象とした、専門家である検討委員会委員による平易な表現による説明は不可欠なものです。
3 さらに、検討委員会委員の方々にとっても、県民と意見交換を行うことは、県民健康調査を振り返り、専門的見地から広く助言などを行うためにも意義があるものと確信しています。

4 これまでの「県民健康調査」検討委員会の席上でも、当事者の声を聞く機会を設けるべき、当事者の代表を検討委員会に参加させるべき、などの意見も出されていました。

5 以上を踏まえまして、県民を対象とした上記説明会や意見交換会の開催を切望するものです。


・本要請書についてのお問い合わせ先
311甲状腺がん家俗の会事務局長 武本泰
℡:080-6718-1717  
Eメール:311tcfggmail.com

                                 河北新報掲載記事

2018年5月1日火曜日

「こどけん通信」7号が完成しました!

『こどけん通信』7号が完成しました!
ぜひご覧ください。
定期発送の方にはすでに発送いたしました。

『こどけん通信』7号 もくじ*****

◆差別をめぐる議論を考える
被害者が見えなくされる・対立させられる構造を
私たちはどう乗り越えるのか
*清水 奈名子さんに聞くーーー吉田千亜(こどけん)

◆福島で暮らす子どもたち・子育て世代に届くものを
測定・交流会・勉強会 試行錯誤を重ねた7年を経て
*阿部 浩美(ふくしま30年プロジェクト)

◆終わりのない災害をどう生きるか
力尽きず、しなやかに持続する
*佐藤 洋(TEAM毎週末みんなで山形)

◆福島のリテラシー(6)
原発事故8年目を迎えて coba2011

◆この本を読みたい!
尾松亮著『チェルノブイリという経験 福島に何を問うのか』
*石田 伸子(こどけん)

◆子どもたちの視線(3)
2011年の小学2年生たちの感想文に思うこと
*根本 淑栄(こどけん)

◆測定所より
「子どもの尿」を測ってみると
*伏屋 弓子(新宿代々木市民測定所)

1冊300円➕送料



2018年1月7日日曜日

こどけん通信 6号が完成しました!


『こどけん通信』6号 完成しました!

🌼子どもたちに渡す未来のために
地域の人たちがつながる場をつくる
「たらちねクリニック」を開設
●鈴木薫さんに聞く(片山幸子)
...
🌼放射能とどう向きあうか? 
みんなで知識をシェアしよう。
測定しよう。
そして議論しよう。
●小豆川勝見さんインタビュー(石田伸子)

🌼福島のリテラシー(4) 
福島県民世論調査 知事支持率の虚像  ●coba2011

🌼本の紹介:Aya Hirata Kimura, “Radiation Brain Moms and Citizen Scientists”『放射脳ママと市民科学者 フクシマ以後の食品汚染のジェンダー・ポリティックス』 ●萩原ふく

🌼沈黙を強いる負の力を振り払うために 自分の言葉で発信する
避難者と水俣病患者の「協同のつどい」 ●吉田千亜

🌼測定所より 「粉ミルク・スキムミルク」を測ってみると     
●新宿代々木市民測定所 伏屋弓子

💌お申し込みは kodoken2@gmail.com まで。
1冊300円+送料 です

2017年10月31日火曜日

『こどけん通信』5号が完成しました!

『こどけん通信』5号が完成しました!
巻頭は「3.11甲状腺がんこども基金」についての崎山比早子先生インタビュー。
「福島のリテラシー」
ハッピーアイランドネットワークのお芝居の情報
いわきのTEAMママベクの活動
「原発もメガソーラーもいらない!」などなど。
ぜひ読んでくださいね〜。

ご注文は、
kodoken2@gmail.com

1冊300円ですが、多部数サービスなどなどあります。ご連絡ください。




2017年7月19日水曜日

こどけん通信4号ができました!

『こどけん通信』4号 完成しました!
contents
●国に命を預けず、自分の生き方は自分で決めるー仲間とともに、いのちが大事にされる社会をめざして
片岡輝美さん-----片山幸子
●フォローアップ除染は「心の除染」?
「対話」を妨げる安全の二重基準  INO
●福島のリテラシー 3
帰還困難区域「十万山」火災報道から考える coba2011
●FUKUSHIMAいのちの水 母親サロン座談会
子育てするママたちが安心して語り合える
あったかいサロンに来ませんか?
はら あけみ
●測定所より愛をこめて 2
通学路の苔を測定する 関川永子
●原発事故で被った損害が賠償されるのは当然です
あきらめないで請求しましょう---根本淑栄
●測定所より
「水道水」を測ってみると
新宿代々木市民測定所
ご注文は
kodoken2@gmail.com
まで!
一冊300円。送料は1冊120円、3冊まで180円です。


2017年6月30日金曜日

通学路測定 郡山市日和田地区/二本松市東和地区

「ホットスポットファインダー(放射線量測定器)」で地域の保護者と一緒に放射線量の測定を行いはじめてから、今年で6年目。事故から7年が経過した今なお、ホットスポットが確認されています。今回は、2017年4月に行った郡山市日和田地区と、2017年5月に行った二本松市東和地区の、通学路測定の様子をレポートします。
 
◆郡山市日和田地区
 のどかな田園風景の広がる郡山市日和田地区。二年前に日和田小学校の測定を行った同じコースを、改めて測定しました。測定を依頼されたのはHさん。近隣の保護者と測定結果を共有し、学校にかけあって、保護者が協力し合いながら、今なお、生徒の通学時の送迎を続けています。今回は、「今年度も送迎を続けさせてほしい」という要望を学校に届けるための測定です。

地表近くでは、今なお、毎時1マイクロシーベルトを超える場所が点在している

道路と、畑のあぜ道部分では、数倍の差がある
また、高さ(地表1mと地表ぎりぎり)でも数倍の差が出る
 

 道路除染の効果か、二年前より周辺の空間線量は下がってきてはいるものの、ホットスポットは今なお点在していました。特に、畑のあぜ道や、吹き溜まりには放射線量の高い場所が散見されます。子どもたちは、学校帰りにこういった場所で寄り道をすることもあるでしょう。Hさんはこの測定結果をもとに、「この結果ではまだ子どもたちを歩かせることに不安がある。学校と交渉します」と話していました。

◆二本松市東和地区
 震災当時0歳だった保護者が、小学校入学を期に「通学路を測定したい」と測定の依頼があり、二本松市東和地区に伺いました。昨年まで子どもたちが通っていたという「子ども園」の近くの土手でも、「毎時0.5マイクロシーベルトを超えて、土壌汚染は5000ベクレル/キログラムを超えていた場所があったんです」とAさん。子どもたちが喜んで遊ぶような丘になっています。「二本松はとってもいいところでしょう。『思いっきり遊んでおいで』と言える豊かな自然があったのに、今は『あれは触っちゃダメ、これはやってはダメ』って言わなくてはならないのがつらくてね――」
みんな小学1年生の子どもを持つ保護者


 測定し始めた大きな道路では、放射線量が毎時0.1~0.2マイクロシーベルトだったのが、山を切り開いて作られた道路に入った途端に、毎時0.4~0.5マイクロシーベルト(地表50cm)に上昇しました。道の両サイドにある斜面からの放射線量のようです。

 中学校の校門付近での測定では、地表近くで毎時2マイクロシーベルトを超える場所がありました。局所的ではあるものの、本来、子どもの生活圏にあってはならない汚染です。
 小学校の駐車場では、地表近くで毎時4マイクロシーベルトを超えるところまでありました。同行した保護者Bさんは「この辺りは、保護者が草むしりをする場所。こんなところ、素手で、例えば妊婦さんが…なんて考えたら。絶対にやらせてはいけないですね」と話していました。
東和中学校の校門前の地表近くで毎時2マイクロシーベルト。

 
東和小学校の駐車場の地表近くで毎時4マイクロシーベルト。

 運動競技場では、ゴムチップウレタン舗装(弾性のあるマラソンコース)に、放射性物質がしみ込んだままになっているのか、その上だけが毎時0.6~0.7マイクロシーベルト(地表50cm)という数値になりました。周辺の数値の、2~5賠ほどの数値です。

この日に測定した保護者のみなさんは「結果を持って、市や学校に相談したい」「今度は自宅周辺なども測定したい」と話してくれました。

 放射性物質の半減期や、除染で「放射線量は下がった」と言われがちですが、ホットスポットは今なお点在しています。今後も、通学路測定を続けていく予定です。

(文責:吉田千亜)

2017年3月13日月曜日

こどけん通信vol.3ができました!

『こどけん通信』3号 完成しました!
内容は

「乳歯プロジェクト」
「お母さんたちと一緒に作った支援活動」
📰「県民健康調査検討委員会」報道を読み解く」
「不安も悩みも出し合えるお茶会やってます」
「測定室から愛を込めて💜

などなど、盛沢山の内容です。
ぜひ、ご一読ください。

ご注文はkodoken2@gmail.comまで。
一冊300円。送料は1冊120円、3冊まで180円です。